羽後国秋田郡黒土村[地籍図]
概要
秋田県の山村で、明治5~11年の地籍図です。山村の谷あいにある耕地が貴重だったのか、耕地の一筆に地番を記すだけではなく、地番界は黒線で、畔の線は赤線で記され、さらにイ、ロ、ハ、ニ、と耕地区画ごとにカタカナで表現されています。一筆が何枚の耕地区画から成るかを示しています。この傾向はこの場所だけではなく、秋田県の山村に多く見られます。ここに注目してみてください。
秋田県の山村で、明治5~11年の地籍図です。山村の谷あいにある耕地が貴重だったのか、耕地の一筆に地番を記すだけではなく、地番界は黒線で、畔の線は赤線で記され、さらにイ、ロ、ハ、ニ、と耕地区画ごとにカタカナで表現されています。一筆が何枚の耕地区画から成るかを示しています。この傾向はこの場所だけではなく、秋田県の山村に多く見られます。ここに注目してみてください。