慈眼堂の阿弥陀仏

概要

この石造阿弥陀如来坐像は大津市坂本の慈眼堂にあります。元々は高島市鵜川にある四十八体仏の中から十三体を天海僧正が江戸初期にこの地に運び安置したと言われています。制作年代は不明ですが、1436年の伊藤家文書に境界争いの記録があり、「四拾八躰」の文字が見られます。足利義政の室町時代には存在していたようです。