播州美嚢郡古市村絵図

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概要

この絵図が「国絵図」かどうかの根拠はありません。江戸期の村絵図であることは確かです。この久留十左衛門が治めていたのがこの古市村だけとは考えられません。この人物、有名人です。赤穂浪士事件の目付です。元禄16年、水野家お預けの浪士に切腹を命じに行く大役を担っています。しかし134年の相違があります。久留家は代々、十左衛門を当主が名乗った可能性がありそうです。この絵図の通り相違ない。とありますので、久留十左衛門が知行地である村の詳細を図面にして誰かに(本人も含めて)報告させたものであることは確かです。